内容が薄い記事は誰でも書ける
膨大な書籍や資料を読みこんで、
膨大な量を書いて、
そうすれば大きな海ができ上がっていい記事が作れる…と信じているものの、なかなか自分の文章に満足がいかない。内容がいつまでたってもペラペラ。凡庸さにえずく。読む人にとって目新しいことが書けている気がしない。無駄な言葉が多くズレている気がする…。
今日は5,000字の記事を納品して自分の無力さに吐き気がした。「いやまとめサイトみたいな記事書いてるやないかい」と。しかも結構唸って書いたので、時間もかかった。
「ライティングは誰でもできる」とか書いてある記事をたまに見るが、ペラペラ記事なら誰にだって書ける。ヘヴィなライティングは根気強い人の特権だ。真っ暗闇を手探りで辿るような仕事だ。
なんでこんなにしんどいのに書くのをやめられへんのやろう。すぐ諦める、気が多いと言われていた人間が執着できるものがあっただけ救いか。
それでも、10年経っても埋もれずに通用する記事を、いつか必ず書きたい。
「いい記事」はロングランで読まれる記事だ。綺麗な言葉でふんわりまとめた記事はふんわり消えていく。ストレンジで緻密に素材が敷き詰められた記事こそ目指すべきところだろう。ストレンジになれない自分が悔しい。
人生経験も納品数も知識も少なすぎる。文章を書くのに足りないものが多すぎる。ふんわり生きている暇はない。もうこれ以上ジャンクな記事を納品してはいけない…。
明日は県外に出て爆速でスケジュールをこなしてきます。何かヒントを掴めたらええな。