東京上野で展覧会をハシゴ!【ブリューゲル展・プラド美術館展・常設展・マーグ画廊展】
約半年ぶりに東京に行ってきました。東京のように密接している地域だからこそできる美術館のハシゴ。今回はインスタ用に加工した写真を使ってダイジェストでお送りします。他の画像や詳細は明日以降改めて。
東京都美術館
9時15分ごろに上野に到着。傘がいらんくらいの小雨でした。
まずは上野動物園の行列を尻目に、東京都美術館へブリューゲル展を見に行きました。4月1日で終わりなので最優先で行きました。
上野駅の公園口からいっちゃん離れた所にあるので、ハシゴして電車の時間など気にしはる方は先行ったほうがいいです。
第一展示室はつっかえていましたが、第二からスカスカ。10時半頃にミュージアムショップに行ったら2、3人しかいてはりませんでした。
あと石田彰さんの美声を聴くために、音声ガイドを初めて拝借。工房でバイトする桂小太郎の声でしか再生されない煩悩!
なかなかふざけてはりましたが、全くサムくさせないのが流石プロですねえ。全35分なのでサクッと流したい方にもオススメです。
過去に見た奇想展、バベルの塔展、エルミタージュ展などでバラついていたブリューゲルの知識が線で繋がりました。
国立西洋美術館
次に向かったのは公園口から近い国立西洋美術館。ここは二回目の来訪です。相変わらず美しすぎるコルビジェ建築…。
11時ごろアクセスしましたが、チケットをほとんど待たずに買えました。開館前は美術館の門の外まで行列ができていてどうなるかと思いましたが、中もあまり混んでいませんでした。数秒待てば絵の目の前に移動できる感じ。
プラド美術館展の内容はベラスケスの肖像画がメインでした。あとスペインやからか冬の風景画でもブリューゲルのように絶望的に暗くないのが印象的。
「なんでこの場面を描こう思いはったんやろ」と考えてしまうような作品が多く非常に興味深かったです。
ロダンの習作からスタートする常設展もくまなく見ます。2度目の観覧です。前回疲労で不完全燃焼だったためリベンジし、今回は舐めるように見てきました。
ロダン彫刻は昨年の映画を観てから見る目がガラッと変わりました。NUDE展(横浜)でロダンの接吻が見れるそうです。開催まで待てるかなあ…
あと、常設展の途中でマーグ画廊展が見れました。ミロだけでなくマティスやカンディンスキーも展示されています。昨年カンディンスキー展を見に行けなかった鬱憤が晴れた…。
展覧会をハシゴしてみて
絵が栄養になるようです。朝抜きで11時頃ハヤシライスを食べただけで、あとはコーヒーと水で持ちました。空腹に耐えられない時は、本とかの創作品を吸収すれば何とかなるはずです。
あと歩き回って足はまあまあ痛かったですが、疲れはさほど感じず集中も途切れることはなかったです。好きなことならハシゴしてもいけるんやなあと実感しました。
私自身1日の満足感がすごいので、絵が好きな方は一日中展覧会巡りをする日を定期的に設けるといいかもしれませんね。
私も今後東京に行った時はできるだけハシゴして帰ろうと思います。
ではまた詳細は別記事で!