本業と副業のいいとこ取りは難しい
副業経験者として言います。「本業と副業をどっちもバリバリやる」のは現実的ではありません。必ずどっちかテキトーになります。
副業の方が楽しいなら本業がテキトーになりがちですし、本業のほうでバリバリ働いて帰ってからも副業!ってよっぽどの仕事好きか体力ある人やないと難しいと思います。
だから「副業OK」でも本業がバリバリ頑張れないなら、副業を本業にできるように意識を変えた方がいいです。
いいとこ取りができるのはこの期間だけ
私が「本業と副業のいいとこ取り」ができていたのは、会社に退職を述べてからの間だけでしたねー。営業成績とか全然気にせず、仕事中でも帰ってから書く記事のアウトラインを作ったりしてました…w
それでも何か居心地は悪かったですし、正直最後の方は1日でも早く出たかったですね。
というより、自ずと本業と副業の両立がムリになってきます。
副業が楽しくなってくると会社で昇進するために大事なこととは真反対の行動をし始めますから、自然と長く会社に居ることは不可能になってきます。
例えば、
- 社外に出たがる(退職言うてからの2日間の研修は最高の副業タイムでした、屑です)
- 本業にかける時間を最小限になるようにコントロールし始める
- つまらない仕事に時間を費やしてお金をもらうのがアホらしくなってきてモチベ下がりまくる
といった行動を取り始めます。
一時期「本業がありながらやる副業が最高」とかよく聞きましたが、最高なのは最初の短期間だけで、だんだんどっちかがしんどくなるのが現実です。
副業のゴールを簡単に決めておこう
ということで、「いずれは片方わらじを脱ぐ」つもりで本業&副業をやった方がいいです。
しかし一度両方バリバリやってみて「やっぱしんどいわ〜」ってなって1本に絞る方が経験にはなるので、「やってみたい」と思ったら情熱のおもむくままにわらじ生活をスタートさせるのも悪くないでしょう。
「おもろい!」と思えるのが一番の目指すところでしょうが、副業をしてどうなりたいかのゴールは思い描いておく必要があります。それがないと副業でスキルに繋がらない時給の仕事や、本業と同じような気の乗らない仕事を選んでしまう場合もありますからね。
でも考えが甘いことってよくあるよね
と偉そうに書いてる私も、わらじを両足に履き始めた頃には「フリーライターとして飯食うんじゃああ」とか甘々甘子ちゃんなことを考えてました。経験値圧倒的に足りてへんちゅうの。
こうやって何百回と己の甘さを知って30代に向かっていくのですな…。でも甘ちゃんは自分で実際に動かないと直りませんからね、とにかく何かしら手をつけてみることですな。