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小説を1日1冊読み始めたので、作品名や速読のコツなどをまとめてみた

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実用書と昭和の純文学ばかり読んでいた偏食気味の読書に、先日終止符を打ちました。小説を積極的に取り入れております。

▼共同マガジンにて小説書き上げます宣言をしたけれど、読みまくらな書かれへんと思ったのが理由です。

note.mu

「本は楽しむために読む」と主張し続けてきましたが、これからの9ヶ月は「小説は書くために読む」状態になりそうですね。おそらく人生で100冊以上は読んできたかもしれませんが、一般的に言われているのは「1,000冊読みなさい」。9ヶ月で換算したら1日3冊…ww

もちろん読書量だけでなく人生の経験値や実用書の読みこんだ量も考慮すべきでしょうが、しかしそれくらい読まなほんまに書けへんやろなと思います。

 

読んだ作品例

ひとまず1日1冊ペースでスタートしましたが、同じ作家さんを掘り下げていく方がええかなと思い、今は中村文則さんの作品を続けて読んでいます。

小説好きの知り合いに「めっちゃ暗いけどめっちゃいい」と言われたのを思い出して手に取りました。

言うてはった通りめっちゃ暗いです。しかし合間に人間の温かさが伝わってくる場面が入ってくるので、そのわずかな明るさを目がけて読んでいる感じになります。めっちゃ重い苦しい、しんどいと思って読み続けて、ふわっと楽になる部分がある。その感覚が良いですね。

▼特にこれなんかもう虜になりました。 

迷宮 (新潮文庫)

迷宮 (新潮文庫)

 

▼ちょっとライトなのから入りたい場合はこちら。

遮光 (新潮文庫)

遮光 (新潮文庫)

 

▼思わず泣きそうになったんはこれですが、めちゃくちゃずっしり重いので慣れてから読んだ方が良いかも。

私の消滅

私の消滅

 

そんな感じで色々探りながら読んでいます。

 

小説を読むのは時間がかかる?

単行本で150ページほどの小説を1冊読んでかかる時間は、以前からだいたい1時間半ほど。これ以上早くしたら情緒も何もなくただの作業になりますw

速読する必要はあまりないと思いますが、1週間に1冊をちびちび読むのはなかなかキツいですよね。前の話を忘れたり先が気になってしまったり、こんなペースで読んで一生のうちに一体何冊読めんねんと絶望しそうになったり。一気読みが一番理想です。

そこで読むペースを早くしたいところですが、ギリギリ情緒を損なわないレベルで速読するには以下のようなテクニックが考えられます。

  • 登場人物の相関図をメモするかネットの画像で手元に用意しておく。
  • 超長いセリフでもできるだけ読んだ方がいいけれど、時には目だけで追う勇気も必要。
  • 電車の乗り換えなどで中断したら、読んでいない間に続きを想像しておく。
  • ブログなどのネタバレしていない要約をチェックしてから読む。

「小説読む時間でビジネス書読むわ」と私も思っていた時期がありました。しかし小説もちゃんと後からじんわりと効いてくるように思います。ビジネス書がエナジードリンクなら、小説は生姜湯のイメージ。即効性はなくとも、時間をかける価値はじゅうぶんあります。

 

ということで楽しみながら効能も得られることがわかりました。

明日は久々に県外に行くために4時起きなので、今日はここまでにしますね。