【QOL】読書と筋トレの共通点【もはや趣味以上】
お盆休み。
旅行やレジャーに微塵も意欲が湧かないため、普段と同じように筋トレと読書、仕事の勉強に励んでおります。
人生を賭けて究めたいものが見出せると、娯楽に一気に興味がなくなるのですわ…。
ということで、読書と筋トレの共通点がわかってきたのでまとめてみるよ。
同じトレーニングをしつこく繰り返すことで力になる
筋トレの場合はウェイトや負荷を増やしながら少しずつ追い込むことで、少しずつ筋肉が発達していきます。
読書の場合は、同じ本を繰り返し読んだり同じジャンルの本を複数冊読んだりすることで、少しずつ知識や新しい価値観を腹落ちさせることができます。
いずれも同じトレーニングを繰り返すので、時には面白くない、退屈だと思う時もあるでしょう。
しかしその心の声を無視してマシンや本に向かい続けることで、はじめて結果として表れてくるのです。
確実に生活の質が上がる
筋トレは苦しいし痛いものです。正直ワクワクしながらジムに向かったことは一度もありません。いつも心に軍人のコスプレをして向かっています。
しかし。
筋トレを一人で黙々とやったあと、冷たいミルクプロテインを飲んだ時の爽やかさ。
筋トレ翌日、一日中全くヘバらず働ける全能感。
この快感は筋トレをすることでしか得られないものでしょう。
読書も自分にとって難しい本は苦しいし、本当に頭が痛くなる時もあります。正直表紙を開くのも億劫な時があります。
しかし。
岩波文庫を読破し、名著と言われる理由がわかってもう一度読みたいと思えた時。
本を読んだ後に、今まで抱えていた心のモヤモヤが晴れた時の爽やかさ。
この快感は読書をすることで以下略
ということでいずれも生活の質を確実にアップさせてくれます。
ただし女性のオシャレへの投資のように、お金を積めば積むほど質が上がるものではないので、自分の意志を同時に投資する必要があります。
しかし意志の力がないと何事も変えることができないのは言うまでもありません。
ちなみに昨日45kgのデッドリフトができるようになりました。体もだんだん芽の部分を削ったジャガイモみたいに凹凸が目立つようになってきて嬉しいです。
「自分磨き」という言葉が合わない
筋トレや読書は「自分磨き」とはかなり違いがあります。
「自分磨き」は所詮精神の化粧です。
いっぽう筋トレや読書は、精神の骨格から作り変えられます。
「自分磨き」のようなちょろっとファッション感覚で筋トレをやっても、体はちっとも反応してくれません。
昨日の重量や回数よりもちょっと追い込まないと体(筋肉)は反応してくれないのです。
筋トレも読書も「しんどい」「キツい」「なんでこんなことやらなあかんの」という心のリミッターを外して達成できた時に、はじめて本当の「自己投資」になります。
そういう点で、ファッション感覚でしんどいこと抜きの「自分磨き」とは異なります。
※▼自分磨きへの言及が非常に爽快な本。
どれだけ自分に負荷をかけたか結果が誤魔化せない
筋トレはトレーニング量やメニューがモロに身体に出ます。同時に普段何食べてるかも出ます。
読書も言葉の選び方や思考にモロに結果が出ます。筋トレや食事と同じで、どんな本をどれだけ読んだかで結果は変わります。
筋トレは体を鍛えますが、同時に精神も鍛えることになります。読書も精神を鍛えますが、同時に行動力も鍛えることも可能です。
筋トレも読書も、「目に見えて変わらないんだから鍛えなくても同じでしょ」では続きません。
「日々の変化は微々たるものだけど1年後はどうなっているかわからない」という長期投資の意識が必要です。
イライラしなくなる
筋トレをしてからイラチがちょっとだけマシになった気がします。あと気持ちが安定しています。
仕事で頭を抱えて悩むことはあっても、理由もなくイライラしたり音に過剰に敏感になったりする時がそういえばなかったなーという感じです。
読書にヒーリング効果があることは有名ですし、アンガーマネジメント的な方法としても筋トレと読書をおすすめします。
夏の終わり、秋の始まりに筋トレと読書はいかが?