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紙媒体の校正・校閲でスッキリ仕上げる方法

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某雑誌記事の校正・校閲をさせていただき、「地味に校閲好きかもしれん」と気付いたむんとでございます。とくに文章の無駄をゴッソリ削れた時が気持ちいいです。

ということで、紙媒体の校正・校閲の時に意識したい「わかりやすい文章にするためのチェックポイント」についてまとめました。

 

とにかく1文章は短く!

新聞の本文を見ていただければよくわかるように、1行の文字数が少ない紙媒体が多く存在します。

そこで何行にもわたる長文を展開し始めりゃ、結果はわかりますよね。。

当然紙媒体はウェブのSEO的な配慮はいらないので、主語や指示語はある程度削れます。

 

適切な位置で句読点を打つ

これできてへん文章多いです。

「、」が多すぎたり少なすぎたり、そこで「。」つけるんかいな!みたいな文章だったり。

実際に声に出して読むか、しんどければ口パクで読んでみるとよいでしょう。喋る時に「、」は過度に入れへんでしょ。

 

「の」が続く場合は()でスッキリ

たとえば

コンサルティング会社のA会社の子会社B会社

A(コンサルティング会社)の子会社・B

というふうに、複雑な場合は記号を挟んで整理してみましょう。

重複する単語は意味が通じるか判断しながら削ってください。

 

インタビュー部分は文章になじむように少し変える

バリバリの口語調だと、フランクになりすぎ&抽象的な内容になってしまう場合もあるので、文章として読んでもらう意識を忘れないようにしましょう。

同時に余計なことまで掲載していないか、内容をしっかり読み込んでチェックしてください。

 

校閲は紙に出力してやるべきか?

紙にプリントして朱入れしていったほうが、圧倒的に誤字脱字には気付きやすくなります。

ただ、紙に書いた修正点をまたデータとして打ち込む必要があるので、できればパソコン上で修正してしまいたいところです。

校閲の回数を重ねて慣れてしまえば、パソコンでも誤字脱字をこぼすことなく拾えるようになります。

私の場合は副業時代に校閲を何十回もやっていたので、今問題なくパソコンだけでやれてます。自宅にプリンターもなかったですし。

ただ午後は私自身がミスしやすいので、紙に出力してダブルチェックせなかんのが現状です。。

 

ということで、ミスがない・内容で変なところや無駄なことがない文章を世に送り出しましょう。

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PS

スマートな大人の男性の魅力は、余計なことを話さず大海原のように穏やかなこと。スマートな文章と同じですな。