4/1(日)まで!ブリューゲル展@東京都美術館に行ってきたよ
昨日のダイジェストの詳細を順番にまとめていきます〜!
気に入った絵の解説はさらに別記事で書いていきます。展覧会を見る回数が増えるに連れてどんどん考えることや知識が増えてきて、いい加減どこかで全部出しきらないとと思っています。次の一手、ぼちぼちいきましょう。
初の東京都美術館
7年ほど西日本の展覧会をメインに巡っていたので、東京の美術館に行った経験がほとんどありません。東京に気軽に行けるほど金銭も時間も潤ってはいなかったのでね…。
(今のところ)東京には2時間あれば行けるようになったので、これからぎょうさんアクセスします。ちなみに今行きたいのは旧江戸川乱歩邸!
さて、東京都美術館は上野駅の公園口から一番離れたところにあるのでまあまあ歩きます。上野動物園の隣のレンガ建築が目印です。
▼これはエントランス付近にある、井上武吉の『my sky hole 85-2 光と影』という作品。パッと見はただの鉄球ですが、周りの景色や人の動きと対比して見るとただならぬ雰囲気を醸し出しています。
▼エスカレーターor階段で地下へ移動します。ルーブルやNMAOのように地下に潜る系の美術館はテンション爆上がりして変になっていいですね。
▼さりげないレトロ感。国立近代美術館と同じ前川國男建築です。
美術館グルメ
▼今回は南館の1FにあるCafe Artさんにて上野名物・ハヤシライスとブラックコーヒーをば。
サクッと食べて展覧会に時間をかけたかったのでちょうどいい量でした。展覧会を見るときはあまり食べないことが快適に巡るポイントです。午後やと眠くなりますしね。
ブリューゲル展感想
昨年関西でブリューゲル一族の作品をちょこちょこ見て、その知識がきちんと整理できた展覧会でした。ベルギーの奇想展、バベルの塔展、エルミタージュ展、そしてボストン美術館展と、昨年はほんまにブリューゲル盛り沢山でしたねえ。
今回は絵画のテーマ別に展示室が分かれていました。
1の「宗教と道徳」、2の「自然へのまなざし」は混雑していたのでサクッと見て、音声ガイドでとにかく石田彰さんの美声を堪能しました。一番好きな声優さんなので卒倒しそうでしたが、なんとか平然を保って鑑賞しました。内容はかなりふざけてましたが声がもう色っぽすぎるわ…!
あと1Fに上がってからが異世界でしたね…。作品保護のために部屋が暗くしてあったのですが、展示室のテーマ「冬の風景と城砦」にぴったりでした。どの青色も美しすぎてスポイトで吸い取って持ち帰りたいくらい。。
そしてブリューゲルといえば「寓意と神話」や「農民たちの踊り」のテーマ作品。2世の『野外での婚礼の踊り』がシメでした。
あと2週間で終了ですがまだまだ間に合います!ブリューゲルは写実的で分かりやすい絵が多いので、どなたでもハードルを感じずに観覧できるかと思います。美術館入門にもぜひどうぞ。
▼ブリューゲル作品はこちらでも取り上げています。