バベルの塔展@国立国際美術館に行ってきたよ
おこんばんは、美術館に泊まってみたくてしょうがないここむんとです。
先日大阪のNMAOで開催中の「バベルの塔」展を見に行ってまいりました。
実は1回開催したての頃に向かったのですが、列に並ぶのが嫌すぎて断念したのです…。
バベルの塔展並びすぎなので中之島に逃げてきた pic.twitter.com/Jyc7qBmFTR
— ここむんと (@kkomund) 2017年7月22日
ちなみに、「西尾維新大辞展」はその日を逃したら前売がパアだったのでおとなしく並びました。
今回も、むんとcom.で一番人気カテゴリの展覧会レポートをお送りします!
NMAOに向かう!
▼今までのNMAOでの展覧会はこちら。
アクセス方法とか詳細はこっちでご覧ください~
▼おなじみダイナソーのようなエントランス。
▼今回は迫力感を出すために、エントランスギリギリに寄って撮ってみました。
▼これは胸熱
「バベルの塔」展感想
ざっくり箇条書きすると、
- 16Cネーデルラントの彫刻作品が予想以上に素晴らしくて食い入るように鑑賞。特に服のひだや生地の違いの表現がリアルすぎて、オーク材ということを忘れたくらい。
- バウツの『キリストの頭部』はやっぱり見もの。禅画的で絵の前で立ちつくした。
- スコーレルの『学生の肖像』が神々しすぎてほんまにあんた学生かいな!
- ボス~ブリューゲルの展示室は、兵庫県立美術館やBUNKAMURAで「ベルギーの奇想展」を見た場合は内容がかぶります。正直奇想展でおなかいっぱいだったのではちきれそうになって軽く飛ばして鑑賞しました。ボスとかはじめて見はる方にとってはすんごくイイ展示やと思います。
- ラストのバベルの塔は、いや、素晴らしかったんだけど、なんかブリューゲルちゃうて違う人の作品を見ているような変な感じ。むんと的イメージとして、ブリューゲ作品は無人のこぢんまりとした美術館で時間をたっぷりかけて観る理想があるので、並んで次の人を気にしてサッと見るのではちょっと物足りず。もう一回見に行って納得してこよう。
という感じです。ふだん展覧会ひとつで2時間くらい費やすことが多いのですが、今回は1時間くらいで見れたのでボリュームはちょうどいいはずです。
混雑も平日のお昼前だったのでそこまでって感じでしたね。
それより東京の展覧会がいいやつばっかで、もう秋は東京で暮らそうかなとか思うくらい。とりあえず9~10月はどこかでもっかい上野行こかなと。
▼公式サイトはこちら
▼月2回展覧会に行き図書館の美術エリアにたむろする、むんと的イチオシオススメブリューゲル本。じっくりブリューゲルの変態さとヨーロッパの湿気を楽しめます。
▼バベルの塔展の予習復習を短時間で済ますのに最適なのはこちら。薄い雑誌形式なのでサクッと読めます。700円くらい。
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック)
- 作者: 朝日新聞出版
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: ムック
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それではよいご鑑賞を!