読書メモをつくろう・活用編
▼この記事が途中で終わってしまったので今回は続きをば。
抜き書きやリストアップして作ったメモやノートをどう活用していくか、ということについてまとめていきます。
読書メモの活用法
①書評を書く
メモを見ながら、ブログ記事やメルマガなどにまとめていきましょう。ツイッターで呟くだけでも十分血肉となります。
▼こちらは本格的にライティングしてなかった頃の恥ずかし~い産物ですが晒しておきます。
8月の一日一冊読書マラソン→9月の爆速再読とノート作りが完了したので、わたしもこれらを活用してブログ記事にまとめていこうかなと。
▼ちなみに一番読んでいる書評サイトはこれ。
素敵なフレーズはやはり抜き書きしております。
②読書会や勉強会を開く
抜き書きメモを読み合ったり、本自体を持ち寄ったり、アイディア次第で効用がどんどん膨れ上がるのが読書会。
もちろん読書家がまわりにいなければ、一人会議ならぬ一人読書会でもOK。気分が出なければカフェで開催するのもアリです。
③仕事の文章に盛り込む
丸々使うときは引用という形をとらなければなりませんが、素敵なフレーズを分解して使うのは大いにアリだと思います。
セールスライティングやDM、POPのフレーズに至るまで、読書で刺さったフレーズを披露できる場所は案外あるもの。
物書きさんでなくとも、文章を組み立てるスキルは一生使えるものだといえるでしょう。AIに取って替わられないのは人間の思想や言葉の裏にこめられた意味ですからね。
④寝かせて数年後に取り出す
書きっぱなしでワインや漬物のように寝かせておくことも、すぐには有用ではありませんが必ず使い時というのが来ます。ふつうは「今すぐ使えるか使えないか」など、この場で目に見える価値を大事にしがちですが、ロングスパンで考えて価値があるかどうか判断できるのが一流だと思います。
読書メモも、即効性よりは熟成させた後の味に価値があるといえるでしょう。
たとえば3年前に行った福井県でのB級グルメのメモ。もし今日「福井県のグルメについて書いて」という依頼があったとしたら、たとえ3年前のものでも自分が経験したことですから、メモを読み返すでしょう。
いつどんな仕事や課題が降って来るかわからないですから、できる仕事を増やすためにメモはきちんと保存しておきましょう。
また、仕事に使わなくとも、年数をおいて読み返すことで自分の成長度合いを測ることができます。
▼詳しくはこちらの記事の一部見出しで言及しております。
こういう「意味のないこと」でも長い視野で見れば有用なものへと変わるのだなあということを、最近ひしひしと感じております。さあ、もっと「意味のないこと」を繰り返そうではありませぬか。