【東京・上野〜浅草〜向島】文学散歩してきたのでダイジェストでまとめたよ
歩けば小説の舞台、店に入れば文豪グルメ。
そんな文学エッセンスが爆破で飛び散ったような東京で、楽しく文学散歩をしてきました。
大阪のように「地下鉄動かんかったら歩けばOK」というほどの近さは感じられませんが、ゼイゼイヘロヘロもう歩けない!というほどでもないので、迷ったら徒歩で行ってみましょう。
上野から浅草へ
大阪で文学散歩といえば織田作の難波か川端の茨木などですが、東京といえば個人的には浅草と三鷹と池袋が文学旅の候補として真っ先に思いつきます。
ということで今回は初浅草へ!
太宰と神谷バー
上野からテクテク歩いて、まずは「神谷バー」を舐めるように眺めます。
アルコール度数30度の「デンキブラン」が名物で、太宰の『人間失格』にも登場しています。
しかしこの後アルコールが入る予定を立てていたので今回入店はパスしました。
あとやっぱり夜に来たいんですわ。ランチではなく。
池波・川端・手塚治虫とアンヂェラス
上述の「アルコールが入る予定」とは、名喫茶「アンヂェラス」で「梅ダッチコーヒー」を飲むことでした。
梅ダッチは池波正太郎もオーダーしたメニューで、ダッチコーヒーに梅酒を入れて飲みます。
梅の果肉もまた無茶苦茶美味しくて、これだけのために遠征してもええかなと思うくらいです。さすがグルメな池波先生やでえ…。
懐かしバタークリームの「アンヂェラス」も一緒にいただきました。ホイップクリームで育った世代としては、ヌメッモタッとしたバタークリームが毎度新鮮です。バタークリームのが好きかも?
洋酒にどっぷり漬かったサヴァラン菓子の「サバリン」も誘惑でしたが、高カロリーになるため今回はパス。
吾妻橋から隅田川沿いを散歩
リバーサイドが大好きな私歓喜のエリアです。浅草の吾妻橋から向島に向かってテクテク歩きます。
池波先生と言問団子
『鬼平犯科帳』に出てくる言問(こととい)団子を求めて、汗まみれになりながらお店にアクセスしました。
お団子の写真を撮り忘れましたが、食べかけの状態をアップするのもアレなのでやめときます。むっちゃふわふわで超高貴な味。
浅草に戻る
「池波正太郎記念文庫」に向かってひたすら歩きます。暑い…!
「池波正太郎記念文庫」は図書館併設で入場無料&自由に出入りできます。ほんまに無料でええのん!?ってくらいの生原稿や創作ノートなどが見れて、誇張ではなく本当に歩いた疲れが吹っ飛びました。
ここから上野まではさほど歩かず、ルンルンで今日のお散歩を終了しました。
そのほか文学の舞台も歩きながら見ましたが、細かいレポートになるのでここでは割愛します。
次は三鷹でお散歩しましょうかね。