【外で読書】姿勢を正して本を読むこと
*この記事は、過去にウェブ上でアップしたものを再編集しました。
美術館と本が好きです。
どちらもひとつひとつの作品と姿勢よく向き合うことを心がけています。
アドルフ・ヴェルフリ展 @兵庫県立美術館
— むんと (@kkomund) 2017年1月28日
彼は正規の美術教育を受けずに絵を描いたそうです。正しいスキルが必ずしもいい作品を生み出すというわけではないんですね。
そして苦悩は作品の源泉で、大量に作り続けることでオリジナリティは完成されていくのだと感じました。 pic.twitter.com/sl1WJg34El
ベーシックな服やスーツをきちんと着て、背筋をのばして、ガラスに触れるようにそっと表紙を開きます。
読書も芸術鑑賞も対話です。
きちんと向き合うと吸収できるものの濃さも違ってくるんです。
公園やカフェで本を読んでいる人を、「見せびらかしたいんちゃうの」とディスる人がいました。
実際に本と向き合っていれば、こういう軽率なことは言えないはずです。
実際、その人はまったく本を読まない人でした。
とはいえ、おうちでゴロゴロしながら読むのも大好きです。
でもやっぱり、家には邪魔するノイズが多い。
外にいれば、読書するわたしと本以外はすべてノイズになりますから、ノイズだらけで逆に集中できるのです。
きちんと姿勢を正してそれをキープするというのは、慣れないととても大変な行為です。
そのトレーニングになるのが外での読書です。
一生背筋が伸びた人でありたい。若い時から腹筋背筋を鍛え続ければ可能なんだって。そのために背もたれを使わないで生活すること。階段を一気に駆け上がること。つねに姿勢よくあること。
— むんと (@kkomund) 2017年2月3日
適当にコンビニでごはん買ってだらだら歩きスマホで通勤して変な楽な姿勢で座りっぱなしで仕事して、帰ったらまたてきとうにごはん食べてシャワーだけ浴びてスマホいじって寝る。。って生活を何十年も続けていたら背骨が曲がる程度では済まないとおもう。病気してすっからかんの定年を迎えそう。
— むんと (@kkomund) 2017年2月3日
「見せびらかしている」と思っているあいだに、読書する人はどんどん前に進んでいます。